はじめに
収入が多くないと年間100万円を貯めることは難しそうに思えますが、節約だけでも、ライフスタイルの見直しで年間100万円を貯めることは十分可能です。
この記事では、年間100万円を貯めるための20の具体的な方法を紹介します。
もちろん20選全てを実践する必要はありませんが、その中で自分に合う節約術を見つけ、少しずつ取り組んでみてください。
それでは、一緒に年間100万円を貯めるための節約術を見ていきましょう!
私、お給料がそんなに多くないんですけど、年間100万円も貯金できるでしょうか?
もちろんだよ。
給料が多くなくても節約のポイントを抑えていれば、年間100万円の貯蓄は十分可能だよ。
それを聞いて少し安心しました。
それでは、年100万円お金の貯まる節約術20選と一つづ紹介していくね。
各節約術で年間どれくらいの節約額になるのかも一緒に紹介するから、自分に合った節約術を見つけてみてね。
年間の節約額、是非知りたいです。
よろしくお願いします。
年100万円お金の貯まる節約術20選
その1.家賃の安い家に引っ越す
家賃は、毎月の固定費の中でも最も大きな部分を占めています。
そのため、家賃を抑えることは大きな節約につながります。
一般的には家賃は手取りの30%までと言われていますが、生活費が毎年上がっている近年の状況を考えると、これは少し高いと言えます。
そこで、家賃は手取りの25%程度までにとどめることがおすすめです。
家賃を下げる方法を4つ紹介します。
- 今より家賃の安いところに引っ越す
- 社宅・寮や家賃補助のある会社に就職・転職する
- シェアハウスに住む
- ルームシェアをする
- 公営住宅に住む
- 実家ぐらし
1.今より家賃の安いところに引っ越す
都心や人気エリアの家賃は高く設定されていることが多いです。
しかし、郊外や駅から少し離れた場所に住めば、家賃を大幅に節約することができます。
特に、リモートワークが主体の方は、会社の近くの都心のエリアや駅近に住む必要性が低くなっています。
年間の貯蓄を増やすためには、思い切って家賃の安いエリアに引っ越すことを検討してみましょう。
家賃を抑えるためのコツとして、駅近の物件は便利ですが家賃が高くなりがちなので、駅からバスで15分以内程度までの物件でバス停から近い物件を選ぶと、利便性を大きく犠牲にすることなく家賃を抑えられます。
また、マンションよりもアパートに住む方が家賃を低めに抑えることができます。
そして、築年数が経っている物件は、新築や築浅物件よりも家賃が手頃です。
また、毎年発表される「住みたい街ランキング」に名を連ねるような人気エリアは、家賃が割高に設定されていることが多いです。
家賃を節約する観点からは、これらのエリアに住むのは避けたほうがいいでしょう。
また、誰もが知っている人気の沿線エリアに住むより、少しマイナーな沿線のエリアに住む方が、都心にアクセスする時間が同じでも家賃が抑えられます。
2.社宅や家賃補助のある会社に就職・転職する
一部の企業では、社員のために格安家賃で社宅や寮を提供したり、家賃補助を行っています。
中には、社宅や寮に月5,000円程度で住めたり、家賃の半額以上補助してくれる会社もあります。
このような会社に就職や転職をすれば、会社に近い比較的便利なエリアに住みながら家賃を大きく抑えることが期待できるので、就職や転職の際には、給料だけでなく、それらの福利厚生があるかもチェックしてみましょう。
3.シェハウスに住む
独身の場合にはシェアハウスを利用することも一つの選択肢です。
シェハウスは、共有スペースを活用することで、個々の家賃を抑えることができます。
最近では女性専用のシェアハウスも増えてきているので、安心して利用できます。
4.ルームシェアをする
ルームシェアは、一つの部屋を複数人で共有することで、家賃を分担することができます。
例えば、家賃12万円の物件に友達と二人で住む場合、一人当たりの家賃負担が半分になります。
さらに、光熱費や食費も折半することで、月々の生活費を大幅に節約することが可能となります。
このように大きな経済的メリットが大きいルームシェアですが、デメリットも存在します。
プライベートな時間や空間の確保が難しくなることがあるほか、ルームメイトとの人間関係にトラブルが生じるリスクも考慮する必要があります。
そのため、ルームシェアを選択する際は、相性の良いルームメイトを見つけることや、入居を始める前にルールを明確にしておくことが大切です。
5.公営住宅に住む
公営住宅は民間の賃貸住宅より家賃が安く、安定した住環境を提供してくれるため、長期的な節約にも繋がります。
ただし、公営住宅は、所得制限があったりその他の入居の条件が厳しかったりするので、そもそも申し込みできない場合があります(例えば、東京都の都営住宅に単身者が入居するための目安は、年収で282万円以下、所得で189万円以下)。
また、人気の公営住宅は応募者が多くなるため、入居が抽選になることもありますので、その点を考慮して申し込みを検討する必要があります。
6.実家に住む
実家に住むことは、家賃を節約する最も効果的な方法の一つです。
実家に住むことで、家賃だけでなく、光熱費やその他の生活費も大幅に抑えることが可能となります。
もちろん、家族との共同生活は一人暮らしのような自由度はなくなりますが、その代わりに日常の家事や食事の準備などの手間が省けるという利点も大きいです。
ただし、実家が現在の勤務地から遠い場合や、通勤が困難な場所にある場合は、実家に住むのは難しいかもしれません。
しかし、実家が通勤圏内にある、またはリモートワークが主体の仕事をしている場合は、目標金額が貯まるまで、実家に住むということも検討してみましょう。
実家に住む場合、毎月2万円〜5万円程度、家にお金を入れる人が多いようです。
ただ、全体の3割程度は全く家にお金を入れないという人もいて、家賃や光熱費、食費などの負担をゼロにできれば、かなり貯蓄するのに有利になります。
もし家族の理解を得るのが難しそうな場合には、実家のネット回線の費用を負担するとか、みんなで使う家電を購入するとか、家事のお手伝い(掃除、洗濯、食事)などすると理解が得られやすくなるかもしれません。
年間の節約額
家賃の節約額は、現在の家賃と新たに選ぶ住まいの家賃の差によります。
例えば、現在月々10万円の家賃を払っているとしましょう。それを郊外やシェアハウスなどで5万円に下げることができれば、その差額5万円が毎月の節約額となります。
その節約額を年間に換算すると、5万円 x 12ヶ月 = 年間60万円の節約となります。
したがって、この例では年間の節約額は60万円となります。
以下、現在の家賃を8万円、10万円、12万円、15万円と仮定して、そこから、①家賃6万、8万円、10万、12万円の家、②シェアハウス・ルームシェア、③実家(月3万円入れる)、④家賃5,000円の社宅・寮、⑤実家(お金を入れない)に引っ越した場合の年間の節約額をシミュレーションしてみました。
■家賃8万円の家に住んでいる場合(年間96万円の家賃)
引越し先 | 節約額 |
---|---|
①家賃6万円の家(年間家賃72万円) | 年間24万円 |
②家賃5万円のシェアハウス・ルームシェア(年間家賃60万円) | 年間 | 36万円
③実家(月3万円入れる)(年間家賃36万円) | 年間60万円 |
④家賃5,000円の社宅・寮(年間家賃6万円) | 年間90万円 |
⑤実家(お金を入れない)(年間家賃0円) | 年間96万円 |
■家賃10万円の家に住んでいる場合(年間120万円の家賃)
引越し先 | 節約額 |
---|---|
①家賃8万円の家(年間家賃96万円) | 年間24万円 |
②家賃5万円のシェアハウス・ルームシェア(年間家賃60万円) | 年間 | 60万円
③実家(月3万円入れる)(年間家賃36万円) | 年間84万円 |
④家賃5,000円の社宅・寮(年間家賃6万円) | 年間114万円 |
⑤実家(お金を入れない)(年間家賃0円) | 年間120万円 |
■家賃12万円の家に住んでいる場合(年間144万円の家賃)
引越し先 | 節約額 |
---|---|
①家賃10万円の家(年間家120万円) | 年間24万円 |
②家賃6万円のシェアハウス・ルームシェア(年間家賃72万円) | 年間72万円 |
③実家(月3万円入れる)(年間家賃36万円) | 年間 | 108万円
④家賃5,000円の社宅・寮(年間家賃6万円) | 年間138万円 |
⑤実家(お金を入れない)(年間家賃0円) | 年間144万円 |
■家賃15万円の家に住んでいる場合(年間180万円の家賃)
引越し先 | 節約額 |
---|---|
①家賃12万円の家(年間家144万円) | 年間 | 36万円
②家賃8万円のルームシェア(年間家賃96万円) | 年間 | 84万円
③実家(月3万円入れる))(年間家賃36万円) | 年間 144万円 |
④家賃5,000円の社宅・寮(年間家賃6万円) | 年間174万円 |
⑤実家(お金を入れない)(年間家賃0円) | 年間180万円 |
まとめ
どのケースでも、年間20万円以上の年間の出費が減らせるので、非常に節約効果が高いことがわかります。
特に、実家に住んだり、家賃の安い社宅・寮に住めれば、年間100万円以上の貯蓄が貯まることも多いですし、シェアハウス・ルームシェアに住み替えても年間50万円以上の節約効果を見込める場合が多いです。
もし可能であれば、これらの住居へ引っ越しを検討してみましょう。
私、今8万円のアパートに住んでいるんですけど、もっと家賃を下げたいんですよね。
ただ、セキュリティの面が気になって…。
それなら、女性向けのシェアハウスを検討してみるのはどうかな?
女性専用のシェアハウスは入居者全員が女性だけなので安心できるし、セキュリティ面でもしっかりしているところが多いですよ。
そして、同じ駅近でも家賃が普通の賃貸物件よりもかなり抑えられるので、大きな節約になるよ。
そうなんですね。少し安心しました。
女性向けシェアハウス検討してみますね!
その2.車を持たない、または軽自動車に買い替える
車を持つことは、車本体の価格に加えて、ガソリン代や保険、車検、メンテナンス費用、駐車場代などのランニングコストが思った以上にかかります。
これらの費用を節約するためには、車を持たないことが一つの解決策です。
自家用車のかわりに公共交通機関や自転車、徒歩を活用しましょう。
自動車がないと生活に支障をきたす地域に住んでいる場合は、普通車から軽自動車に買い替えることで、年間かなりの額の節約ができます。
次に、自動車を所有をやめるまたは、軽自動車に買い替えることで、年額いくら費用が節約になるか計算してみましょう。
年間の節約額
普通車の年間の維持費
普通車の価格を250万円とし、10年で買い替えると仮定した場合、普通車の年間の維持費は約55〜91万円となります。
項目 | 年額 | 詳細 |
---|---|---|
車の価格 | 25万円 | 250万円(10年で買い替えを仮定) |
ガソリン代 | 15万円 | 1リットル130円、月に100リットル使用を仮定 |
自動車税 | 4万円 | – |
自動車保険 | 6万円 | – |
車検費用 | 5万円 | 2年に1回の30万円を1年換算 |
駐車場代 | 0〜36万円 | 月0円〜3万円を想定 (年換算) |
総合計 | 55〜91万円 | ※月駐車場代 (年額)と年間の維持費の詳細下記参照 |
駐車場代別の普通車の年間の維持費
月駐車場代 (年額) | 年間の維持費 |
---|---|
0円 (0円/年) | 55万円 |
5,000円 (6万円/年) | 61万円 |
8,000円 (9.6万円/年) | 64.6万円 |
1万円 (12万円/年) | 67万円 |
1.5万円 (18万円/年) | 73万円 |
3万円 (36万円/年) | 91万円 |
軽自動車の年間の維持費
次に、軽自動車の維持費も、車の価格や使用頻度、燃費などによりますが、以下に一例を示します。
軽自動車の価格を150万円とし、10年で買い替えると仮定した場合、軽自動車の年間の維持費は約40〜76万円となります。
項目 | 年額 | 詳細 |
---|---|---|
車の価格 | 15万円 | 150万円(10年で買い替えを仮定) |
ガソリン代 | 12万円 | 1リットル130円、月に80リットル使用を仮定 |
自動車税 | 1万円 | 軽自動車は自動車税が安い |
自動車保険 | 5万円 | 軽自動車は保険料が少ない傾向にあります |
車検費用 | 7万円 | 2年に1回の15万円を1年換算 |
駐車場代 | 0〜36万円 | 月0円〜3万円を想定 (年換算) |
総合計 | 40〜76万円 | ※月駐車場代 (年額)と年間の維持費の詳細下記参照 |
駐車場代別の軽自動車の年間の維持費
月駐車場代 (年額) | 年間の維持費 |
---|---|
0円 (0円/年) | 40万円 |
5,000円 (6万円/年) | 46万円 |
8,000円 (9.6万円/年) | 49.6万円 |
1万円 (12万円/年) | 52万円 |
1.5万円 (18万円/年) | 58万円 |
3万円 (36万円/年) | 76万円 |
まとめ
普通車を手放すと、年間で約51〜91万円の節約が期待されます。
一方、軽自動車を手放すと、年間約40〜76万円の節約が可能です。
そして、普通車から軽自動車に切り替えることで、年間11〜15万円のコストを軽減できます。
特に、駐車場代が大きな変動要因となり、維持費に2倍近い差が出ることがあります。
都心部のような駐車場代の高いエリアでの車所有は、経済的に大きな負担となる場合があります。
それでも、上記の試算は一例に過ぎません。
具体的な節約額は、各人の車の利用状態や生活選択によって異なります。
また、突然の修理やタイヤ交換といった予期せぬ出費も念頭に置いておくことが重要です。
私ペーパードライバーなんですけど、車を所有するとすごくお金かかるんですね。
そうなんだ。車を持つと想像以上にお金がかかるんだよ。
ほとんど乗らなくても、税金、保険、車検、メンテナンス費用など、持っているだけで年間数十万円単位でお金が出ていくんだよ。
恐ろしいですね。。
さらに、駐車場代もバカにならないですよね。
その通り。特に都心部では駐車場代が高いから、年間数十万円もかかることもあるんだよ。
だから、お金を貯めたかったら、車は持たない、あるいは軽自動車にするという選択は、節約にとって大きな一歩となるよ。
そうなんですね。
でも、地方都市で車が日常生活に必須な場所に住んでいる人はどうすればいいんでしょうか?
それは難しい問題だね。
例えば、普通自動車から軽自動車に買い替えることで、多少は節約になるよ。
あと、車の本体代金を安くするために、中古車を買うとか、買った車をすぐ買い替えないで長く乗るという方法もあるね。
さらに、ネットの比較サイトで、少しでも安い保険を調べて切り替えるという方法もあるよ。
車を持たなくても生活できればいいけど、それが難しい場合でもいろいろな節約方法があるんですね。
その3.民間保険を解約する
私たちの生活には、ケガや病気といった予期せぬリスクがつきものです。これらのリスクに備えるための保険には、公的保険と民間保険の2種類が存在します。
公的保険は国が運営し、原則として強制加入となっています。一方、民間保険は保険会社が運営し、任意での加入となります。
多くの人々は、公的保険だけでは不十分と感じ、さらなる安心を求めて民間の生命保険、医療保険、がん保険に加入していますが、これらの民間保険が不要な理由を以下に解説します。
生命保険が不要な理由
- 単身者にはそもそも不要
- 家族持ちには「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」がある
- 貯蓄・投資で対応する
- 単身者にはそもそも不要
独身の場合には、本人が亡くなったあとに、残された家族(親、兄弟姉妹)に経済的な負担をかけることがないので、単身者には生命保険の加入は必要ないと言えます。 - 家族持ちには「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」がある
一家の大黒柱として家族を支えている人が万が一の事態に見舞われた場合、家族の生計が心配になるのは当然です。
しかし、公的な保障として「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」が提供されています。これらの公的保障を利用することで、残された遺族が生活に困らないように長期的な経済的な支援を受けることができます。 - 貯蓄・投資で対応する
生命保険の保険料を節約し、その分を貯蓄や投資に回すことで、将来的な安定した資産形成を目指すことができます。
毎月貯蓄と投資を行うことで、生命保険のような外部の保障に頼らずとも、家族の将来を守ることができます。
医療保険やがん保険が不要な理由
- 公的保険で医療費の自己負担が3割までだから日々の貯蓄でカバーできる
- 高額療養費制度がある
1.公的保険で医療費の自己負担が3割までだから日々の貯蓄でカバーできる
日本の公的健康保険制度は非常に充実しています。国民健康保険や勤務先の健康保険に加入している限り保険適用されるので、病院での治療費は入院や手術を含めても実際の費用の30%のみとなります。
そのため、民間の医療保険やがん保険に加入しなくても、日々の貯蓄で十分に賄うことができます。
2.高額療養費制度がある
日本の公的健康保険には、医療費の負担を軽減するための「高額療養費制度」という制度が設けられています。
この制度のおかげで、1ヶ月間の医療費が一定の金額を超えた場合、その超過分は健康保険からの払い戻しを受けることができます。
具体的には、70歳未満で平均的な収入を持つ人の場合(年収約370万円~約770万円)、自己負担は約8万円+αまでとなります。これを超える部分は、健康保険からの払い戻しを受けることが可能です。
このように、高額療養費制度を利用すれば、たとえ医療費が高額になったとしても、自己負担は月に8万円程度に抑えられるため、この程度であれば日々の貯蓄から支払えるため、あえて民間の医療保険やがん保険に加入する必要はないと言えます。
年間の節約額
生命保険、医療保険、がん保険の3つを解約するとどれくらいの節約になるのか計算してみました。
これらの保険にかかる平均的な年間保険料を見てみると、以下のようになります。
- 生命保険: 年間平均約10万円(保険料は年齢や保険金額によります)
- 医療保険: 年間平均約6万円(保険料は年齢や保障内容によります)
- がん保険: 年間平均約4万円(保険料は年齢や保障内容によります)
3つを合計すると、年間の保険料は約20万円となります。
よって、生命保険、医療保険、がん保険の3つの保険を解約することで、年間約20万円の節約が可能となります。
保険の種類 | 年間の保険料 |
---|---|
生命保険 | 約10万円 |
医療保険 | 約6万円 |
がん保険 | 約4万円 |
合計 | 約20万円 |
掛け捨てに切り替えた場合の費用
民間保険を全くやめるのは不安がある、または公的保険以上の保障を受けたいと考えている人は、掛け捨て保険に切り替えるという方法があります。
掛け捨て型の保険は、保険期間中に何もなければ保険料が戻ってこないタイプの保険ですが、その分保険料が低価格に設定されています。
生命保険、医療保険、がん保険を掛け捨て型に切り替えた場合の保険料を計算します。
- 生命保険: 年間平均約4万円(保険料は年齢や保険金額によります)
- 医療保険: 年間平均約2万円(保険料は年齢や保障内容によります)
- がん保険: 年間平均約1.5万円(保険料は年齢や保障内容によります)
これらを合計すると、年間の保険料は約7.5万円となります。したがって、これらの保険を掛け捨て型に切り替えることで、年間約12.5万円の節約が可能となります。
保険の種類 | 通常の保険(年間) | 掛け捨て型の保険(年間) | 節約額(年間) |
---|---|---|---|
生命保険 | 10万円 | 4万円 | 6万円 |
医療保険 | 6万円 | 2万円 | 4万円 |
がん保険 | 4万円 | 1.5万円 | 2.5万円 |
合計 | 20万円 | 7.5万円 | 12.5万円 |
ただし、掛け捨て型の保険は保障期間が終了すると保障がなくなるため、自身の健康状態や生活状況を考慮し、必要な保障を見直すことが重要です。
また、公的な保険制度(国民健康保険や厚生年金など)の保障内容を確認し、重複している部分がないかもチェックしましょう。
まとめ
民間保険は、多くの場合、公的保険との重複したカバーを提供する「補完的」な役割を果たします。
しかし、公的保険だけでも、私たちの日常生活における基本的なリスクは十分にカバーされています。
民間保険に多数加入していると、毎月の保険料が家計を圧迫し、貯蓄の妨げとなります。
節約の観点から見れば、不必要な民間保険は解約し、基本的に公的保険のみでの生活を検討してみましょう。
もし、それでも民間保険の加入を考えるのであれば、保険料が比較的安い掛け捨て型の保険を選ぶことをおすすめします。
私、独身なんですけど生命保険に加入しているんです。
最近節約による貯蓄に目覚めて、生命保険は独身の私には意味がないと感じて、解約しようと考えているんです。
生命保険は主に残された家族を守るためのものとされ、独身であれば全く必要のないものだよ。
独身の人は生命保険を解約して、月々の保険料を貯蓄や投資に回すことを考えてみよう。
あと、医療保険やがん保険にも加入しているんですけど、これもやめたほうがいいのでしょうか?
公的保険で賄えるできるってきいたんですけど。
そうだね。基本的には公的保険だけでも、一定の医療費はカバーされるから問題ないよ。
特に独身であれば、公的保険だけでも十分な場合が多いよ。
ただ、もし将来の大きな医療費に不安を感じるなら、掛け捨て型の保険を検討するのも一つの選択肢だよ。
これは保険期間中に何もなければ保険料が戻ってこないタイプの保険だけど、その分保険料が低価格に設定されているんだよ。
なるほど、公的保険だけでも基本的には安心できるんですね。
でも、将来の不安を少しでも減らすために、掛け捨て保険も検討してみます。
保険についていろいろ教えてくれてありがとうございました!
その4.電力会社を切り替える
2016年4月1日以降、電力自由化により、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになりました。
これにより現在契約している電力会社から、他の電力会社に乗り換えることで、大幅に電力料金を下げることができる場合があります。
以下、「電力料金が安くなる電力会社の選び方」と「電力会社の切り替え手順」について紹介していきます。
電力料金が安くなる電力会社の選び方
1.比較サイトを利用する
電力会社の料金やサービスを一覧で比較できるサイトが多数存在します。
比較サイトを利用することで、今契約している電力会社より電気料金が安くなる電力会社を見つけることができます。
ただ、電力会社が新規入会キャンペーン中で、電力料金が最安値になっている場合があるので、キャンペーンの適用条件やキャンペーン終了後の通常料金もチェックしておく必要があります。
2.口コミサイトやYou Tubeで良さそうな電力会社を調べる
実際にその電力会社を利用しているユーザーの声を載せている口コミサイトや、節約や電力料金に詳しいYou Tube専門チャンネルを見ることで、より詳しい情報や実際の評価を知ることができます。
特に、ここ最近数ヶ月以内にアップされた人気動画を見れば、いま電力料金が安い電力会社を何社か見つけることができるでしょう。
3.電力会社のサイトで料金シミュレーションをする
各電力会社の公式サイトでは、料金シミュレーションツールを提供しています。
1、2で乗り換え先候補を何社かみつけたら、各電力会社の公式サイトへ行き、料金シミュレーションをしてみましょう。
先月の検針票で現在の使用量や契約内容を入力することで、新たな電力会社に切り替えた場合、月々の料金がどれくらいお得になるかを確認できます。
4.電力料金の安いプランを選ぶ
電力会社によっては、時間帯別の料金プランや、特定の条件下での割引プランなど、さまざまな料金プランが用意されています。
例えば、契約者が単身者なのかファミリーなのかによっても、お得になるプランが違いますし、夜間に多く電力を使う人は割安になるプランもあります。
あなたの電力の使用状況に合わせて、最もお得なプランを選びましょう。
電力会社の切り替え手順
まず、現在契約中の電力会社から送られてきた検針票やサイトのマイページで、現在契約内容や料金プランを確認します。
これにより、新しい電力会社を選ぶ際の参考となる情報を得ることができます。
上記の「電力料金が安くなる電力会社の選び方」を参考に、新しい電力会社を選びます。
STEP3で選定した電力会社の公式サイトで、新規申し込み手続きを行います。
多くの場合、オンラインのみで手続きの完了が可能です。
申し込み後、新しい電力会社から契約内容の確認や変更手続きの完了通知が来るので、それを確認します。
指定された日に、旧電力会社から新電力会社への供給切り替えが行われます。この際、電気の供給が途絶えることはありませんので、安心して日常生活を送ることができます。
※旧電力会社との契約解除について
旧電力会社との契約については、多くの場合、新しい電力会社が代わりに手続きを行ってくれるので、特に手間はかかりません。
先日電気料金の請求書を見たら、電力使用量は以前より下がっているのに、電気料金が以前より高くなっていてびっくりしたんですよ。
うん。最近は資源価格の上昇や円安で、電気料金が以前よりだいぶ高くなっているんだよ。
でも、電力会社を乗り換えることで、今よりも電気料金を安く抑えることができるかもしれないよ。
実は私、以前電力会社を乗り換えようとしたんですけど、電力会社がたくさんあって、どこが一番安いのかかわからなくて結局そのままになってしまったんですよね。。
うん、まずは比較サイトで、どこの電力会社が一番安くなるか調べてみるといいよ。
比較サイトに、先月の電力使用量、電力料金、契約アンペアを入れると、一番安い電力会社から順に候補が出てくるよ。
ただ、キャンペーンで最初の1年間だけ電気料金がすごく安くなっていて、二年目以降は他の電力会社より高くなっていることがあるから注意してね。
あとは、口コミサイトやYou Tube動画で最近の動向をチェックするのを忘れずにね。
ありがとうございます。
虎の子さんのアドバイスどおりに調べてみれば、料金が安くて私に最適な電力会社を選ぶことができそうな気がしてきました。
早速、探してみます!
その5.照明はLEDに変える
家庭の電気代の中で意外と大きな割合を占めるのが照明費用です。しかし使用する電球の種類によって消費電力や寿命が大きく異なります。
特に、古いタイプの白熱電球や蛍光灯と比べて、LED電球は消費電力が少なく長寿命という特徴があります。
そのため、家の照明をLEDに切り替えることで、電気料金の大幅に節約できるほか、電球の交換回数や交換にかかるコストの削減も期待できます。
節約効果
1. 電気料金の節約
LED電球は白熱電球や蛍光灯と比べて、同じ明るさを得るための消費電力が大幅に少ないです。例えば、60Wの白熱電球と同じ明るさを持つLED電球は、約8W程度の消費電力で済みます。
これにより、電気料金を大幅に節約することが可能です。
2. 電球の交換回数の削減
LED電球の寿命は一般的に20,000時間以上と言われています。一方、白熱電球は約1,000時間、蛍光灯は約6,000~10,000時間程度です。つまり、LED照明に交換すれば頻繁に電球を交換する必要がなく、その結果、電球の購入コストや交換の手間といったランニングコストも削減できます。
3. 発熱の少なさ
LED電球は発熱が少ないため、夏場の冷房費用の節約にも繋がります。
白熱電球は熱を持ちやすいので、冷房を使用している部屋での使用はエアコンの効率を低下させる可能性があります。
年間の節約額
1.シーリングライトを丸型蛍光灯からLEDに変更した場合
リビングやダイニング、寝室、書斎に使うシーリングライトを丸型蛍光灯からLEDに変更した場合の年間の電気代の節約額を計算します。
まず、年間の消費電力の差を計算します。
- 32形+40形の消費電力: 68W
- LEDの消費電力: 38W
消費電力の差: 68W – 38W = 30W
1日の消費電力の差: 30W × 8時間 = 240Wh = 0.24kWh
年間の消費電力の差: 0.24kWh × 365日 = 87.6kWh
次に、電気料金が1kWhあたり27円と仮定して、年間の節約金額を計算します。
年間の節約金額: 87.6kWh × 27円/kWh = 2,365円
これが1個の照明についての節約金額です。次に、1個から4個までの照明についての節約金額を計算します。
シーリングライトの個数別年間の電気代節約料金
- 1個: 2,365円
- 2個: 2,365円 × 2 = 4,730円
- 3個: 2,365円 × 3 = 7,095円
- 4個: 2,365円 × 4 = 9,460円
照明数 | 年間の節約金額 |
---|---|
1個 | 2,365円 |
2個 | 4,730円 |
3個 | 7,095円 |
4個 | 9,460円 |
※1日8時間使用を想定
したがって、シーリングライトを蛍光灯丸形 32形+40形からLED変更することで、1個の照明について年間で約2,365円、4個の照明については年間で約9,460円の節約が期待できます。
2.電球を白熱電球からLED電球に変更した場合の年間の節約額
同様に、洗面所、お風呂場、トイレ、玄関、ダイニングキッチン、リビング、外灯などの照明に使う電球を白熱電球からLED電球に変更した場合の年間の電気代の節約額を計算します。
1日8時間使用したとして、電気料金が1kWhあたり27円と仮定すると、年間の節約金額は以下の通りです。
電球数 | 60W白熱電球→6.9W LED電球 (年間節約) | 40W白熱電球→4.4W LED電球 (年間節約) |
---|---|---|
1個 | 4,186円 | 2,807円 |
2個 | 8,372円 | 5,614円 |
3個 | 12,558円 | 8,421円 |
4個 | 16,744円 | 11,228円 |
5個 | 20,930円 | 14,035円 |
6個 | 25,116円 | 16,842円 |
7個 | 29,302円 | 19,649円 |
8個 | 33,488円 | 22,456円 |
9個 | 37,674円 | 25,263円 |
10個 | 41,860円 | 28,070円 |
従って、家の照明全体を白熱電球からLED電球に変更することで、年間数千円〜数万円の節約が期待できます。
特に家の中に多くの照明がある場合や、照明を長時間使用する家庭では、その節約効果はさらに大きくなります。
まとめ
照明の電球をLEDに変更することは、家計の節約に大きく寄与します。
白熱電球や蛍光灯と比べ、LED電球は消費電力が大幅に少なく、寿命も長いため、電気料金の節約だけでなく、電球の交換コストや手間も削減されます。
初期投資は必要ですが、長期的に見るとその投資は十分に回収でき、長期的に見ると大きな節約効果が期待できるので、早めの切り替えをおすすめします。
最近、電気代が高くて困っているんです。
あと白熱電球や蛍光灯だと、度々切れてその都度購入するのが面倒だしお金もかかるので、ほとんど切れないLED照明に変えたいと思うんですけど、初期費用が高そうで迷っているんです。
確かに、LED照明の初期費用は高めだけど、長期的に見ればそのコストはすぐに回収できるんだよ。
例えば、家の照明全体を白熱電球からLED電球に変更すると、年間数千円〜数万円の節約が期待できるんだ。
それを考えれば、初期投資もすぐに元が取れると思わない?
なるほど!年間数千円〜数万円も節約できるなら、早めにLED照明に切り替えた方が、結局はお得なんですね。
早速、家の照明を全部LED照明に変えてみようと思います!
その6.スマホは格安SIMに変える
スマートフォンは現代生活に欠かせないツールですが、大手キャリアのプランを利用していると、その料金は高額になりがちです。一方で、格安スマホ(MVNO)のプランを利用することで、スマホの通信費を大幅に節約することが可能です。
格安スマホのプランは、大手キャリアのプランと比較して月額料金が安いだけでなく、必要なデータ通信量に応じてプランを選べるため、自分の利用状況に合わせてコストを抑えることができます。
格安SIMライトユーザー向け料金プラン比較(2023年8月末時点)
音声通話SIM
キャリア | プラン名 | データ容量 | 月額料金(年間料金) | 通話料 | データ量超過後の通信速度 | 特典 |
---|---|---|---|---|---|---|
日本通信 | 合理的シンプル290プラン | 1GB | 290円(3,480円) | 30秒/11円 | 低速モード(最大128kbps) | なし |
日本通信 | 合理的シンプル290プラン | 2GB | 510円(6,120円) | 30秒/11円 | 低速モード(最大128kbps) | なし |
日本通信 | 合理的シンプル290プラン | 3GB | 730円(8,760円) | 30秒/11円 | 低速モード(最大128kbps) | なし |
日本通信 | 合理的シンプル290プラン | 4GB | 950円(11,400円) | 30秒/11円 | 低速モード(最大128kbps) | なし |
日本通信 | 合理的みんなのプラン | 10GB | 1,390円(16,680円) | 30秒/11円 | 低速モード(最大128kbps) | なし |
nuroモバイル | 音声通話SIM 3GB | 3GB | 792円(9,504円) | 30秒/11円(NUROモバイルでんわ利用時) | 低速モード(最大200kbps) | なし |
nuroモバイル | 音声通話SIM 5GB | 5GB | 990円(11,880円) | 30秒/11円(NUROモバイルでんわ利用時) | 低速モード(最大200kbps) | バリューデータフリー(LINEの通信料が無料)、Gigaプラス(3ヶ月毎に3GB付与) |
IIJmio | 2ギガプラン | 2GB | 850円(10,200円) | 30秒/11円 | 低速モード(最大300kbps) ※低速時に3日で366MB以上利用すると50kbps以下に制限 | なし |
IIJmio | 5ギガプラン | 5GB | 990円(11,880円) | 30秒/11円 | 低速モード(最大300kbps) ※低速時に3日で366MB以上利用すると50kbps以下に制限 | なし |
LINEMO | LINEMO ミニプラン | 3GB | 990円(11,880円) | 30秒/22円 | 低速モード(最大300kbps) | LINEギガフリー(LINEの通信料が無料) |
楽天モバイル | 最強プラン | 3GB | 1,078円(12,936円) | 30秒/22円(Rakuten Linkアプリを利用すると国内通話無料) | 低速モード(最大1Mbps) | なし |
ここに挙げている格安の音声通話SIMはどれも最安値近いので、どれを選んでも年間の節約額はそれほど変わらないですが、スマホ通信費を年間1万円以下に抑えようとするば、日本通信合理的シンプル290プランがおすすめです。
ほとんど外で使わないなら、1GBの290円(年3,480円)が一番スマホ通信費が安く済みますし、少し使う程度なら、 3GBで、月730円(年8,760円)に抑えられます。
国内通話を無料で使いたいなら楽天モバイル最強プランの3GB、1078円の一択となります。
お仕事やプライベートで電話するという方(LINE電話などの無料通話アプリ以外に普通の電話を使う方)は、楽天モバイルの国内通話無料はお得です。
そこそこのギガを使いたくて無料通話もついてるプランなら日本通信の合理的みんなのプラン10GBの月1390円(年16,680円)がいいでしょう。
年間の節約額
例えば、大手キャリアのプランが月額5,000円であるのに対し、格安スマホのプランが月額2,000円だとすると、年間で3万6千円の節約が可能となります。
さらに、月額千円以下に抑えられれば、年間4万8千円の節約になります。
プラン | 月額 | 年間費用 | 年間節約額※ |
---|---|---|---|
大手キャリア | 5,000円 | 60,000円 | 0円 |
格安SIM(月2000円プラン) | 2,000円 | 24,000円 | 36,000円 |
格安SIM(月1000円プラン) | 1,000円 | 12,000円 | 48,000円 |
ただし、格安スマホに切り替える際は、ネットワークのカバー範囲や通信速度、サポート体制などを確認することが重要です。また、端末代が別途必要な場合もあるため、そのコストも考慮に入れましょう。
その7.テレビを持たない
テレビは情報収集やエンターテイメントの一つとして多くの家庭で利用されていますが、テレビを持たないことも有効節約術の一つです。
テレビを持つことで発生するコストは、テレビ本体の価格+毎月のNHK受信料です。
テレビを持たないことでこれらを節約することができます。
NHKの受信料
契約種別 | 支払区分 | 12か月前払額 |
---|---|---|
衛星契約 | 口座・クレジット | 24,185円 |
継続振込等 | 24,740円 | |
地上契約 | 口座・クレジット | 13,650円 |
継続振込等 | 14,205円 |
また、テレビを見る時間を他の有意義な活動に充てることで、間接的に節約につながることもあります。例えば、副業や自己投資の時間に使うことで、収入を増やすことも可能です。
テレビがなくてもインターネットが普及した現代では、スマートフォンやパソコンを使ってニュースサイトを見る、無料の動画配信サービスを利用するなど、テレビ以外の情報源も豊富にあります。
年間の節約額
年間の節約額は、テレビの使用状況や契約しているサービスによりますが、テレビ代金が15万円で8年使うと仮定し、NHKの受信料は地上契約と仮定して計算してみます。
- テレビの価格: 15万円(8年で買い替えると仮定。年間1万8750円のコストとなります)
- NHK受信料: 年間約1万3650円(2023年時点の1世帯あたりの受信料。地域により異なる場合があります)
これらを合計すると、テレビの年間の維持費は約3万2400円となります。
したがって、テレビを持たないことで、年間約3万2400円の節約が可能となります。ただし、これは一例であり、具体的な節約額は各人の状況によります。
年間費用 | 5万円のテレビ | 10万円のテレビ | 15万円のテレビ | 20万円のテレビ |
---|---|---|---|---|
地上契約 | 年間1万9900円 | 年間26150円 | 年間3万2400円 | 年間3万8650円 |
衛生契約 | 年間3万435円 | 年間3万6685円 | 年間4万2935円 | 年間4万9185円 |
チューナーレステレビ 受信料契約なし | 年間6250円 | 年間1万2500円 | 年間1万8750円 | 年間2万5000円 |
※NHKの受信料の地上契約、衛生契約は、口座・クレジットで12か月前払額で計算。
また、全くテレビを持たいないというのではなく、普通のテレビから5万円のチューナーレスに買い替えれば、年間6250円の支出で済みます。
今見ているテレビ番組で本当に毎週見る必要にあるテレビ番組ありますか?
とくに、いつもテレビを楽しみに見ているというのでなければ、チューナーレステレビへの買い替えを検討してみましょう。
テレビって結構お金がかかるんですね。
そうなんだよ。テレビの購入費用だけでなく、NHKの受信料など、継続的な出費が発生するんだ。
特に、高価なテレビを購入すると、そのコストはさらに上がるよ。
実は私、最近テレビをあまり見なくなってきたんですよね。
でもアマプラとかで動画コンテンツはよく見るので、チューナーレステレビでもいいかなと思えてきました。
年間の維持費も安くていいですよね。
確かに、チューナーレステレビなら、NHKや民放は見られないけど、アマゾンプライムビデオやNetflixのような有料サブスクリプションサービスが見れるから、それでいつでも好きな時間に映画や動画が見放題だし、YouTubeやアベマTVのインターネットの無料放送も見ることができるよ。
しかもテレビを持つより大幅に年間の費用を節約できるから、おすすめだよ。
そうなんですね!
早速チューナーレステレビの購入を検討してみます。
いろいろ教えてくれてありがとうございます。
私もテレビに関する出費を見直して、もっとお金が貯まるように頑張ります。
↓おすすめのチューナーレステレビの記事はこちら
その8.サブスクを絞る
サブスクとはサブスクリプションサービスの略で、毎月一定の料金を支払うことで、特定のサービスを何度でも利用できるサービスです。
アマゾンプライムビデオやNetflixやSpotifyなどはこの例で、一定の料金を払うことで、映画や音楽などのコンテンツを無制限に楽しむことができます。
人気のサブスクリプション
動画配信
- アマゾンプライムビデオ
映画やドラマ、アニメなどの動画コンテンツを視聴できます。
料金は月額600円(税込)、年間5,900円(税込)で、プライム会員向けのサービスとなっています。 - Netflix
映画、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなど多様なジャンルのコンテンツが視聴できます。
料金は、広告つきスタンダードプランが月額790円(税込)、スタンダードプランが月額1490円(税込)、プレミアムプランが、月額1980円(税込)です。 - ディスニープラス
ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの映画やドラマを視聴できます。
料金は、スタンダードプランが月額990円 (税込) 、年額9,900円 (税込) 、プレミアムプランが月額1,320円 (税込) 、年額13,200円 (税込) です。
音楽配信
- アップルミュージック
6000万曲以上の音楽とプレイリストを聴くことができます。また、ラジオ番組やアーティストによるオリジナルコンテンツも楽しめます。
料金は月額1080円(税込)です。 - Spotify
世界中の音楽をストリーミングで聴くことができます。また、プレイリスト作成や音楽の共有も可能です。
料金は、無料プランと有料プランがあり、プレミアムは月額980円(税込)です。
電子書籍
- Kindle Unlimited
Amazonが提供する電子書籍サービスで、120万冊以上の本や雑誌、マンガを読むことができます。
料金は月額980円(税込)です。
これらのサブスクは便利で楽しい一方で、複数のサービスに加入していると、その費用が意外と高額になることがあります。
例えば、映画配信サービス、音楽配信サービス、電子書籍サービスにそれぞれ月1,000円で加入していると、年間で36,000円の出費となります。
そこで、これらのサブスクを1〜2つに絞ることで、この出費を抑えることができます。
サブスクの絞り方
以下はサブスクを絞り込むための簡単なステップです。
まず、利用しているサブスクサービスのリストアップから始めます。それぞれのサービスで過去3ヶ月の利用状況を確認し、どれだけの頻度で利用しているのかを記録しましょう。
3ヶ月以上全く利用していないサービスは、今後も使用する可能性は低いものと考え解約の第一候補にします。
似たようなコンテンツを提供しているサービスがあれば、どちらか一方だけに絞ります。た
とえば、映画やドラマのコンテンツが重複している場合は、どちらのサービスがより好みのコンテンツを提供しているかで選びましょう。
家族とアカウントを共有できるサービスがあれば、共有プランに変更してコストを分け合うことを検討します。これにより、一人当たりの負担が大幅に減少します。
例えば、アマゾンプライムに家族それぞれが加入している場合には、メインのアカウントのみをプライム契約にして、他のプライム契約は解約します。
以上ようなステップを踏めば、複数のサブスクを解約することができるでしょう。
年間の節約額
以下、サブスク一個あたり月額1000円と仮定して、サブスクを何個利用すると、年間いくら位の費用が発生するのかを、簡単に表にしてまとめてみました。
サブスク | 年間費用 |
---|---|
1個 | 1万2千円 |
2個 | 2万4千円 |
3個 | 3万6千円 |
5個 | 6万円 |
例えば、5個のサービスを利用していた人が、1個に絞ることで、年間4万8000円の節約が可能です。
私、気づいたらサブスクにたくさん登録していて、毎月の請求金額がかなりの額になっていて困っているんです。
どうやったら減らすことができますか?
それなら、まずはどんなサブスクを利用していて、実際にどれだけ各サブスクを利用しているのかを把握することが大切だよ。
3ヶ月以上使ってないサービスがあれば、解約の第一候補だね。
なるほど、3ヶ月かぁ。
アマゾンプライムビデオは毎週見てるけど、Netflixはここ3ヶ月ほとんど見てないかも。
でも、映画好きだから、どうしても手放せないんです。
コンテンツが重複しているサービスは2つ登録していると無駄が多くなるから一つに絞った方がいいね。Netflixとアマゾンプライムビデオ、どちらのラインナップが好きか比較してみるといいよ。
そして、家族で共有できるサブスクがあれば、それを利用してコストを抑えることもできるよ。
なるほど、そういう方法があるんですね。
早速、三ヶ月ルールで使っていないサブスクを解約するのと重複するサービスは一つは解約することにしますね。
虎の子さん、アドバイスありがとうございました。
その9.年会費のかかるクレジットカードを解約する
クレジットカードは現代の生活に欠かせない便利なツールとして、多くの人に使われています。特にキャッシュレスの社会が進む中で、複数枚のクレジットカードを持つ人も少なくありません。
しかし、クレジットカードの中には年会費が発生するものも多く存在します。
一度手持ちのクレジットカード全部集めて、合計で年会費がいくらかかっているのか調べてみましょう。
複数クレジットカードを持っている人は、意外に年間多くの金額を支払っている事に気づくと思います。
そこで、クレジットカードの年会費を無料にする方法を紹介します。
クレジットカードの年会費を無料にする方法
- 年会費がかかるカードを解約し、年会費が無料のカードに切り替える
- 年会費無料の一般カードへダウングレードする
- 条件達成で年会費が永年無料になるカードに切り替える
1.年会費がかかるカードを解約し、年会費が無料のカードに切り替える
年会費が不要なクレジットカードに変更することで、年間費を無料にできます。現在多数の年会費無料のカードが存在するので、自分の利用スタイルや求めるサービスに合わせて選ぶと良いでしょう。
すでに年会費が無料のカードを持っている場合には、それをメインのカードに切り替えて、年会費のかかるクレジットカードはすべて解約しましょう。
まだ年会費が無料のカードを持っていない場合には、まずは、年会費が無料のカードに申し込んで、カードが手元に届いてから、年会費がかかるカードを解約するようにしましょう。
2.年会費無料の一般カードへダウングレードする
プレミアムカードやゴールドカードは特典が豊富ですが、それと同時に年会費も高額になりがちです。これらの特典を十分に活用していない場合、年会費が無料の一般カードへのダウングレードすると無駄な年会費を払わなくて済みます。
3.条件達成で年会費が永年無料になるカードに切り替える
一部のクレジットカードでは、特定の利用条件を満たすことで翌年以降の年会費が免除されるものがあります。この場合、一度条件を達成すれば、サービスはそのままで年会費をずっと無料にすることができます。
例えば、三井住友カード ゴールド(NL) は、1度だけ年間100万円クレジットカードを使うと、年会費が翌年以降永年無料になります。
もし条件を達成することが可能であれば、条件達成で年会費が永年無料になるカードに申し込んでみましょう。
年間の節約額
以下は、年会費かかるクレジットカードを解約した場合の節約額の例です。1年、5年、10年ごとの節約額を計算しています。
年会費の合計金額 | 5年間での節約額 | 10年間での節約額 |
---|---|---|
5,000円 | 25,000円 | 50,000円 |
10,000円 | 50,000円 | 100,000円 |
20,000円 | 100,000円 | 200,000円 |
30,000円 | 150,000円 | 300,000円 |
50,000円 | 250,000円 | 500,000円 |
まとめ
クレジットカードの年会費は、長期的な視点で考えると、人によってはその節約額は驚くほどの金額になることがあります。 年会費は解約しない限り、毎年払い続けることになるので、年会費がかかる不要なクレジットカードは早めに解約しましょう。
↓年会費無料のおすすめゴールドカード
その10.衣類にお金をかけない
洋服は、日常生活において必要不可欠なものですが、洋服にお金をかけすぎることは、家計に大きな負担をかける可能性があります。
そこで、年間の洋服代を賢く節約する方法を5つ紹介します。
年間の洋服代を賢く節約する方法
- ベーシックアイテムは安いお店で購入する
- おしゃれな服はメルカリなどで古着を購入する
- ベーシックなデザインの洋服を長く着る
- シーズン終わりのセールで来年分の洋服をまとめて買う
- 株主優待を利用する
1.ベーシックアイテムは安いお店で購入する
ベーシックアイテムは、コーディネートの基本となるアイテムです。例えば、白いTシャツや黒いパンツなどです。これらのベーシックアイテムは、ユニクロやGUなどの安いお店で購入することで、洋服代を節約することができます。
2.おしゃれな服はメルカリなどで古着を購入する
おしゃれな服は新品で買うとお値段が高くなりがちです。
そこで、おしゃれな服を買いたいときは、メルカリなどのフリマアプリを利用することで、古着を安価で購入することができます。
また、自分がもう着なくなった洋服をメルカリに出品することで、洋服代の一部を回収することもできます。
3.ベーシックなデザインの洋服を長く着る
流行の服は、使用期限が短いので、ベーシックなデザインの服を長く着ましょう。これにより、頻繁に新しい洋服を購入する必要がなくなり、洋服代を節約することができます。
4.シーズン終わりのセールで来年分の洋服をまとめて買う
新しい洋服が必要な場合、シーズン終わりのセールで来年分の洋服をまとめて買うことで、大幅な割引を受けることができます。
このときに、流行に左右されないシンプルな洋服を買うようにしましょう。そうすれば来年以降も長く着れるのでおすすめです。
ただ、いくらセールで安いからといって普段着ない不要な洋服まで買うと無駄遣いになってしまうので注意しましょう。
5.株主優待を利用する
しまむら、ハニーズ、ライトオン、タカキュー、AOKI、青山商事など、一部のアパレル企業は、株主優待として割引券を提供しています。
上記の会社の店舗を定期的に利用して洋服を買うという人は、これらの企業の株を持っていれば、株主優待を利用して洋服を安く購入することができます。
洋服って毎年季節のたびにお金が出ていくので、それをなんとか節約したいと思っているんですよ。
流行の服やファション性の高い服は、着られる期間が短いから購入すると割高になるよ。
一方、ベーシックなデザインの服は長く着られるから、ユニクロやGUなどのお店で買って、一つの洋服を長く着るのが洋服代を節約するコツだよ。
なるほど、ベーシックなデザインの洋服を長く着ることで、新しい洋服を頻繁に購入する必要がなくなり、洋服代を節約できるんですね。
ただ、おしゃれな服や流行の服も着てみたい場合はどうしたらいいんですか?
おしゃれな服は新品で買うと高いけど、メルカリなどのフリマアプリで古着を購入することで、安く手に入れることができるよ。
それはいいですね。私メルカリをよく利用するので、今度古着もチェックしてみますね。
あと、しまむら、ハニーズ、ライトオン、タカキュー、AOKI、青山商事などの一部のアパレル企業は、株主優待として割引券を提供しているから、これらの企業の株を持っていれば、洋服を割引価格で購入することができるよ。
私、しまむらやハニーズはたまに利用しているんですよ。
そこのお洋服を割引価格で買えるのはいいですね。
株主優待も検討してみますね!
↓アパレルチェーンの株主優待はこちら
その11.酒・タバコをやめる
お酒やタバコは、健康にも影響を及ぼすだけでなく、経済的な負担も大きいです。
これらをやめることで、健康を改善すると同時に、大きな節約にもつながります。
年間の節約額
- タバコ: 1箱500円で1日1箱吸うとすると、年間で約14万6000円の出費となります。
- お酒: 月3000円使うとすると、年間で約3万6500円の出費となります。
たばこ
1日1本 | 1日5本 | 1日10本 | 1日20本(1箱) |
---|---|---|---|
年間7300円 | 年間3万6500円 | 年間7万3000円 | 年間14万6000円 |
酒
月3000円 | 月5000円 | 月1万円 | 月2万円 |
---|---|---|---|
年間3万6千円 | 年間6万円 | 年間12万円 | 年間24万円 |
ただし、お酒やタバコをやめることは、依存症の問題も含むため、一度にやめるのが難しい場合もあります。
その場合は、徐々に量を減らす、禁煙補助薬を利用するなど、自分に合った方法で取り組むことが重要です。
また、禁煙や節酒に成功した場合の健康改善や生活の質の向上も、大きな節約と言えるでしょう。
私、タバコは吸わないんですけど、お酒は付き合いでたまに飲む程度なんですよ。
それでも、結構お金が出ていくなと思ってて。
確かに、たまにの出費とはいえ、それが積み重なると結構な金額になるよ。
特に、タバコやお酒の摂取を10年、20年と継続的に続けると驚くほどの金額になるんだ。
どれくらいになるんですか?
例えば、お酒に月に1万円使うと仮定すると、年間だと12万円。これを10年続けると120万円、20年だと240万円にもなるんだ。
タバコも同じで、1日1箱吸うとすると、年間で約14万6000円。これを10年続けると146万円、20年だと292万円になるんだよ。
お酒代やたばこ代だけでかなりの貯金ができちゃいますね。
そうなんだ。だから、健康のためだけでなく、経済的な理由からも、お酒やタバコ代を見直すことは大切だよ。
お酒を10年、20年も飲み続けてるとなんか健康に悪そうだし、その分を貯蓄に回すように意識してみます。
その12.競馬やパチンコなどのギャンブルはやめる
ギャンブルは一時的な楽しみやスリルを提供しますが、経済的な負担が大きいだけでなく、依存症になるリスクもあります。
競馬やパチンコなどのギャンブルをやめることで、大きな節約につながります。
以下、年間の節約金額を計算して見たので参考にしてください。
年間の節約額
ギャンブルの出費は人によりますが、例えば、毎週日曜日に競馬に行き(競馬は毎週末開催される)、1回あたり5,000円を使うとします。
その場合、5,000円×4回で毎月2万円、年間24万円の出費になります。
仮に、その金額を全額貯蓄に回した場合には年間で約24万円の節約が可能です。
もしこれが、毎週競馬に行き、1回あたり1万円使う人の場合には、これを全額貯蓄に回せばなんと年間48万円もの節約になります。
月1回 | 月2回 | 毎週 | |
---|---|---|---|
1回2000円 | 年間2万4000円 | 年間4万8000円 | 年間9万6千円 |
1回5000円 | 年間6万円 | 年間12万円 | 年間24万円 |
1回1万円 | 年間12万円 | 年間24万円 | 年間48万円 |
※ギャンブルで勝って戻ってきたお金は、不確定なので考慮しないものとする。
ただし、ギャンブルを完全にやめるのが難しい場合もあります。その場合は、年間の上限額や行く回数をあらかじめ決めて、それを厳守することが重要です。
また、ギャンブルに頼らない新たな趣味を見つけることもおすすめです。
その13.スマホの課金ゲームはやらない
スマホのゲームは手軽に楽しむことができますが、課金要素が含まれているゲームは、気づかぬうちに大きな出費となることがあります。
特に、ガチャやアイテム購入などで課金を繰り返すと、その額は月数千円から数万円にも上ります。
年間の節約額
例えば、月に5,000円課金しているとすると、年間で6万円の出費となります。これをやめることで、その分を節約することができます。
月2000円 | 月5000円 | 月1万円 | 月3万円 |
---|---|---|---|
年間2万4000円 | 年間6万円 | 年間12万円 | 年間36万円 |
ゲームを楽しむことは悪くありませんが、課金によってお金を大量に使ってしまうのは問題です。
実際、課金ゲームに夢中になり、何百万円、数千万円とお金を使ってしまう人もいるようです。
そうなると、もう貯蓄どころではなくなってしまいます。
節約で貯蓄を目指すなら、なるべく課金ゲームには近づかないほうがいいでしょう。
実は、私、課金ゲームはまだやったことがないんです。
でも、友達がガチャでレアキャラが出るとすごく喜んでいて、ちょっと興味があったんですよね。
ガチャやアイテム購入の魅力は確かに強いんだ。
でも、その興味がお金を使うきっかけになることも多いから注意が必要だよ。
一度課金を始めると、欲しいアイテムやキャラが出るまで繰り返し課金してしまうこともあるんだ。
それって、ちょっと怖いですね。節約を考えると課金ゲームは避けた方がいいのかも。
そうだね。ゲーム自体を楽しむのは全然問題ないけど、課金に関しては自分の予算や目的をしっかり持って、無駄な出費を避けるように心掛けるといいよ。
ありがとうございます。
節約のためにも、課金ゲームには手を出さないように気をつけます!
その14.外食は控え自炊する
外食は便利で美味しいですが、自炊に比べてコストが高くなりがちです。
特に、毎日のランチや頻繁なディナーで外食を利用していると、その出費はかなり大きなものになります。
そこで、外食を控えて自炊に切り替えると年間いくら位の節約になるかをざっくりと計算してみます。
年間の節約額
例えば、ランチに1,000円、ディナーに2,000円使っているとすると、1日あたり3,000円、1ヶ月で約90,000円、1年でなんと約1,095,000円の食費となります。
一方、自炊をすると、食材費は1日あたり約500円〜1,000円程度で済むことが多いです。これを1ヶ月(30日)とすると、15,000円〜30,000円、1年で182,500円〜365,000円となります。
つまり、外食を控えて自炊をすることで、年間で365,000円〜912,500円の節約が可能となります。
自炊と外食の費用
日数 | 自炊(1日500円) | 自炊(1日1000円) | 外食(1日2000円) | 外食(1日3000円) |
---|---|---|---|---|
1ヶ月 | 15,000円 | 30,000円 | 60,000円 | 90,000円 |
1年 | 182,500円 | 365,000円 | 730,000円 | 1,095,000円 |
外食から自炊に切り替えたときの節約額
日数 | 節約額 (自炊500円時) | 節約額 (自炊1000円時) |
---|---|---|
1ヶ月 | 45,000円 – 75,000円 | 30,000円 – 60,000円 |
1年 | 547,500円 – 912,500円 | 365,000円 – 730,000円 |
ただし、自炊には時間と労力が必要です。忙しい日や疲れている日には、手軽な外食も必要です。そのため、無理に全ての食事を自炊にするのではなく、週に何回かは自炊をする、といった具体的な目標を設定すると良いでしょう。
また、一度にたくさん料理を作って冷凍保存するなど、効率的な自炊の方法も活用しましょう。
外食を安くする方法
どうしても外食をしたい場合には、外食は、株主優待でするという手もあります。
株主優待を利用することで、外食のコストを抑えることが可能です。
例えば、多くの外食チェーンは、一定数以上の株を保有している株主に対して、優待券や割引券を提供しています。
これらの優待を利用すれば、定価で食事をするよりも大幅に安く、または無料で食事を楽しむことができます。
ただし、株を購入する際のコストや、株価の変動リスクも考慮する必要があります。
毎日昼と夜を外食にすると、費用は年間100万円超えてしまうんですね。
そうなんだよ。外食は便利だけど、コストがかなりかかるんだよ。
だから毎日外食するのではなく、週に何回か自炊を取り入れるだけでも、年間で大きな節約になるよ。
いきなり毎日自炊するのはハードルが高いけど、週に何回か、例えば週末だけとか自炊するのはいいかもしれませんね。
そうだね。自炊初心者の場合は、まずは週末だけ自炊にチャレンジしてみるのがいいかもしれないね。
それから徐々に自炊の回数を増やしていくスタイルが、無理なく続けられると思うよ。
ただ、どうしても定期的に外食したい場合にはどうすればいいのでしょうか?
その場合、外食運営会社の株主優待を利用するという手があるよ。
優待株を保有すれば年一回や半年に一回、お食事できる優待券が送られてくる株があるよ。
優待をうまく利用すれば、定価で食事をするよりも大幅に安く、または無料で食事を楽しむことができるよ。
それは魅力的ですね。株主優待ならお金を気にすることなく外食を楽しめそうですね。
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↓外食チェーンの優待株の記事はこちら
その15.飲み会に行かない
飲み会はコミュニケーションの一部として大切なものですが、頻繁な飲み会の参加は出費を膨らませます。
そこで、以下に、飲み会の参加頻度による年間の出費をまとめました。
年間の節約額
例えば、飲み会一回あたり5,000円使い、月に一回参加するとすると、年間6万円の出費となります。
これが週に一回になると、月額2万円、年間ではなんと24万円の出費となります。
回数 | 出費 |
---|---|
月1回参加 | 年間6万円 |
月2回参加 | 年間12万円 |
月3回参加 | 年間18万円 |
月4回参加 | 年間24万円 |
節約で年間100万円の貯蓄を達成するためには、飲み会に行く頻度を減らしていくことが重要になります。
もし、飲み会が多い職場環境に多くのストレスを感じる場合、飲み会の少ない職場へ転職することも選択肢の一つです。
お給料が多少多くても、飲み会が頻繁に開催される職場だとお金が貯まりにくい傾向にありますので、就職や転職の際には注意しましょう。
その16.夜のお店に行かない
夜のお店、例えばキャバクラや風俗店などは、高額な出費となることが多いです。
例えば、1回の利用で10,000円とし、月に1回利用するとすると、年間で120,000円の出費となります。
さらに、夜の店に頻繁に通うとすると、その費用は年間で数十万円から数百万円にも上ります。
軽い気持ちで夜の店に行くと、次第に精神的な依存を生み出し、あれよあれよとお金を使ってしまい貯金が底をついてしまうという可能性もありますので、その点も注意が必要です。
年間の節約額
この節約術による年間の節約額は、各人の夜のお店への出費によりますが、例えば下記の例のように月に2回行った場合、これをやめることで年間約24万円の節約が可能となります。
月1回 | 月2回 | 月4回 | |
---|---|---|---|
1回1万円 | 年間12万円 | 年間24万円 | 年間48万円 |
1回2万円 | 年間24万円 | 年間48万円 | 年間96万円 |
1回3万円 | 年間36万円 | 年間96万円 | 年間144万円 |
上記の表を見ていただければわかると思いますが、継続的に利用すると支出がかなり大きくなります。
そのため、節約で年間100万円貯めたい場合には、夜のお店への出費することは極力控えましょう。
実は、前に街を歩いていたらホストクラブのキャッチに声をかけられたことがあるんです。
初回は安いって言われましたけど、どうなんでしょうか?
確かに、ホストクラブでは初回は3,000円から5,000円とリーズナブルな料金あることが一般的だよ。
でも、それは新しい客を引き込むための手法なんだ。
二回目以降は通常料金になるから、大体2万円前後かかることが多いよ。
ええ、二回目以降はそんなにかかるんですか?
うん、そうなんだ。
ホストはお客さんを楽しませて、何度も通いたくなるようなサービスを提供するから、初回が安いからと言って、安易に夜のお店に行くのは危険だよ。
仮に、月1回通えば、年間だと24万円の出費になるよ。
そして、何回か行けば月1回では満足しなくなる可能性が高いから、実際はその数倍のお金が飛んでいく危険性もあるんだ。
そうなったらもう貯金どころではないですね。
ホストにハマったら怖いので、夜のお店に近づかないことにします。
その17.リモートワークの仕事を選ぶ
リモートワーク(在宅ワーク、テレワーク)とは、 インターネットや電話などの通信手段を使って、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、オフィス以外の場所で仕事をすることを指します。
以前はリモートワークの仕事は限られていましたが、2020年から世界的に流行した新型コロナウイルスの影響で多くの企業がリモートワークを取り入れたので、リモートワークメインの仕事を探すことが容易になりました。
また、新たにリモートワークの職を探す場合だけでなく、現在の仕事を同じ会社で続けながら、毎日の出社からリモートワークメインのワークスタイルに切り替えることでも、大きな節約の効果が期待できます。
以下は、リモートワークを選ぶことで得られる節約効果です。
1.家賃の安いところに住んで住居費を削減できる
リモートワークメインに切り替えることで、出社する回数が大幅に減るので、あえて会社から近い都心の高い家賃のエリアに住む必要がなくなります。
もし完全リモートワークであれば、地方の家賃の安いエリアに移住することもできますし、週数回の出社スタイルであれば、都心ではなく、郊外の家賃の安いエリアに住むことができます。
これにより、住居費を大幅に節約することができます。
2.外出が減るので、外食代、飲み代、衣類代を削減できる
リモートワークをすることで、外出の機会が減ります。これにより、外食代や飲み代、衣類代など、外出に関連した出費を節約することができます。
3.自然と自炊に切り替えられるので食費を節約できる
外出の機会が減ることで、自然と自宅での食事が増えます。これにより、外食に比べてコストが低い自炊に切り替えることができ、食費を節約することができます。
4.スマホを格安SIMのライトプランに切り替えて通信費を削減できる
リモートワークをすることで、自宅のwifiをメインで使うことができます。これにより、スマホのデータ通信量が減り、格安SIMのライトプランで十分になります。
これにより、通信費を大幅に節約することができます。
まとめ
リモートワークを選ぶことで、家賃、外食代、飲み代、衣類代、スマホ代など、様々な出費を節約することができます。
特に、効果の大きいのは住居費の削減効果で、リモートワークメインに切り替えて、いまより住居費が安いエリアに引っ越しできれば年間100万円の貯蓄に大きく近づきます。
もし今の職場でリモートワークが可能なら、毎日の出社からリモートワークメインのワークスタイルに切り替えましょう。
そして、新たに就職する場合や転職を考えているなら、リモートワークが可能な仕事を積極的に探してみましょう。
最近物価がどんどん上がっているし、都内は家賃も高くて生活するのが大変なんです!
何か生活費を下げるいい方法はないでしょうか?
それなら、仕事をリモートワークに切り替えてみるというのはどうかな?
都心から少し離れた郊外や地方に住めば、家賃や食費などの生活費を安く抑えられるかもしれないよ。
リモートワークかあ…。でも実際に生活費ってどれくらい下がるものなんですか?
大きな節約ポイントは家賃だね。都心を離れれば、住居費を半分以下に抑えられる場合もあるよ。
さらに、郊外や地方は都心に比べて物価も安いから、日々の生活費もグッと下がるんだ。
通勤時間がなくなれば無駄な時間の節約にもなるし、自宅での食事が増えれば食費もかなり抑えられる。
全体的に見て、生活コストを大幅に下げることができるんだよ。
住居費と食費が安くなれば、かなり生活費を下げられそうですね。
でもリモートワークができる仕事を見つけるのは難しそう…。
確かに以前はそうだったけど、コロナ禍をきっかけに最近はリモートワークを取り入れる企業が増えているから、前よりもずっと見つけやすくなっているよ。
特に、IT、デザイン、ライティング、マーケティングなど、パソコンがあればどこでもできる仕事が多いんだ。
最近は、色々な仕事がリモートワークで行われているんですね。私にもできるリモートワークのお仕事探してみます。
その18.フードデリバリーを日常的に利用しない
フードデリバリーサービスは非常に便利ですが、その利便性には高いコストが伴います。レストランの料理をそのまま家で楽しむことができますが、その代わりに料理の価格に加えて、配達手数料やサービス料が加算されますので割高になります。
年間の節約額
例えば、1回の注文で3,000円(料理2,000円+配達手数料1,000円)とし、週に1回利用するとすると、月12,000円、年間で14万4,000円の出費となります。
これに対して、自炊をすると、食材費は1日あたり約500円〜1,000円程度で済むことが多いです。これを週に1回(4回/月)とすると、月2,000円〜4,000円、1年で24,000円〜48,000円となります。
つまり、フードデリバリーを利用する代わりに自炊をすることで、年間で約96,000円〜120,000円の節約が可能となります。
月1回 | 月2回 | 月4回 | |
---|---|---|---|
1回2000円 | 年間2万4000円 | 年間4万8000円 | 年間9万6千円 |
1回3000円 | 年間3万6000円 | 年間7万2000円 | 年間14万4000円 |
1回5000円 | 年間6万円 | 年間12万円 | 年間24万円 |
まとめ
フードデリバリーには、そこまで大きなお金のかかるイメージはありませんが、1回3000円で、毎週1回利用しただけで、年間14万4000円もの支出になります。
そのため、節約で年間100万円の貯蓄を目指すには、日常的には利用しないのが良いでしょう。
ただし、忙しい日や疲れている日には、手軽なフードデリバリーを利用したくなるときがあるでしょう。
そんなときは、月に一回利用するなど、回数を限って利用すると良いでしょう。
実は私、時間がないときにフードデリバリーをたまに利用してるんです。
だだ便利だけど、ちょっと割高な気がしていたんですよね。
その通り。
フードデリバリーは確かに便利だけど、その便利さの代わりにちょっと高めの料金がかかるんだ。
特に、頻繁に利用すると、そのコストはかなりの額になってくるよ。
例えば毎週1回、1回3,000円で利用すると、年間で14万4,000円もかかるんだ。
うわ、そんなにかかるんですね。
でも、忙しいときや疲れているときにはついつい利用したくなるんですよ。自炊するのが面倒で。。
その気持ちもわかるよ。
だから、忙しい日や特別な日にフードデリバリーを利用するのは問題無いと思うよ。
たまの利用なら全然問題ないと思うけど、頻繁に利用するとお金も多くかかるし、健康面で考えても自炊の方がおすすめだよ。
確かに、自炊の方が健康的な上に経済的ですよね。
基本は自炊を心がけて、フードデリバリーは本当に必要なときだけ利用するようにしようと思います。
その19.ふるさと納税で米や肉・日用品を選ぶ
ふるさと納税とは、自分が納税したい地方自治体に税金を寄付することで、そのお礼としてその地方自治体から特産品などの返礼品を受け取れる制度です。
ふるさと納税の仕組み
寄付した金額は、2000円の自己負担を除いて、翌年の所得税・住民税から控除されるので、実質2000円負担するだけで返礼品がもらえるオトクな制度になります。
例えば、10000円をふるさと納税で地方自治体に寄付したとします(具体的には、楽天市場などのふるさと納税返礼品の取り扱いサイトで寄付したい地方自治体が出品している日用品や食料品など10000円の商品を買います)。
そうすると、翌年の所得税・住民税が、自己負担の2000円を除いて8000円控除されて、10000円のふるさと納税返礼品が翌年届くという仕組みです。
寄付により税金が控除されるだけなので、支払う税金の総額が安くなることはありませんが、自己負担額2,000円で返礼品をもらえるので、返礼品の実際の価値が2,000円を超えれば得をする計算になります。
※自己負担の2000円はふるさと納税の手数料みたいなものなので、2000円以上の寄付であれば、必ず負担する必要があります。
寄附で控除される額には上限がある
ふるさと納税では、自己負担2,000円を除いた寄付金額が翌年支払う所得税・住民税から控除されます。
ただし、この控除額には個人の所得や家族構成、その他の控除をどれだけ使っているかによって上限があります。
たとえば、年収500万円の単身者や共働き(配偶者の給与収入が201万円を超える場合)の控除上限は61,000円です。
これは、最大61,000円分の寄付を行うことができ、最大で59,000円の所得税・住民税が控除されるので、実質的には自己負担2,000円で61,000円分の返礼品を受け取ることができるというを意味します。
控除上限額の決定要因
ふるさと納税による寄付で、翌年支払う所得税・住民税が控除される額には、本人の年収の他に、家族構成、その他の控除をどれだけ使っているかが関係してきます。
- 所得(年収): 年収が高いほど、控除上限額も高くなります。
- 家族構成: 配偶者や子どもなどの扶養家族の有無が控除額に影響します。
- その他の控除: 住宅ローン控除や医療費控除など、他の控除の適用も総控除額に影響します。
控除上限額の確認ツール
具体的な控除額の上限は、下記のようなふるさと納税専門サイトで、所得や家族構成などを入力して確認できます。
節約効果の高い返礼品の選び方
ふるさと納税は、返礼品の選び方次第で、節約効果が異なります。
そこで、節約効果の高い返礼品を選ぶための2つのポイントを解説します。
- 還元率の高い商品を選ぶ
- 食料品や日用品を買う
1.還元率の高い商品を選ぶ
還元率とは、ふるさと納税において、寄付金額に対する返礼品の市場価値の割合を指します。
還元率は返礼品の市場価格を寄附金額で割ったものに100を掛けたもので、以下のように計算されます。
例えば、10,000円寄付することで市場価格で7,000円相当の商品を受け取ることができれば、還元率は70%となります。
反対に、市場価格で3000円相当の商品しか受け取れなければ、還元率は30%となります。
還元率が高いほど、寄付に対して価値の高い返礼品を受け取ることができるため、実質的な「得」が大きくなります。
そのため、なるべく還元率の高い返礼品を選択することが節約にとって重要となります。
2.食料品や日用品を買う
いくら還元率が高くお得だとっても、返礼品でいつも買わない贅沢品やほとんどい使わない不要なものなどをもらっていては、節約にはなりません。
そこで、普段お金を払って買っている肉、米などの食品やトイレットペーパーなどの日用品を返礼品としてもらうと、食費と日用品の費用が返礼品の分がからなくなるので、節約できます。
年間の節約額
ふるさと納税での年間の節約額は、ふるさと納税による寄付で税金が控除される金額によって変わります。
そして、年間の控除額は、その人の所得や家族構成によって決まっています。
控除上限を超えて寄付しても、税金の控除が受けられず、返礼品を受け取っても損をしてしまうので、控除金額内で、返礼品を購入する必要があります。
それでは、どれくらいの年収と家族構成で、いくらまで控除されるのか、早見表で確認してみましょう。
控除上限額の早見表
本人の給与収入 | 家族構成 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
独身又は共働き※1 | 夫婦(妻が専業主婦)※2 | 共働き+子1人(高校生※3) | 共働き+子1人(大学生※4) | 夫婦+子1人(高校生) | 共働き+子2人(大学生と高校生) | 夫婦+子2人(大学生と高校生) | |
300万円 | 28,000 | 19,000 | 19,000 | 15,000 | 11,000 | 7,000 | – |
400万円 | 42,000 | 33,000 | 33,000 | 29,000 | 25,000 | 21,000 | 12,000 |
500万円 | 61,000 | 49,000 | 49,000 | 44,000 | 40,000 | 36,000 | 28,000 |
600万円 | 77,000 | 69,000 | 69,000 | 66,000 | 60,000 | 57,000 | 43,000 |
800万円 | 129,000 | 120,000 | 120,000 | 116,000 | 110,000 | 107,000 | 85,000 |
1000万円 | 180,000 | 171,000 | 166,000 | 163,000 | 157,000 | 153,000 | 144,000 |
1200万円 | 247,000 | 247,000 | 232,000 | 229,000 | 229,000 | 219,000 | 206,000 |
1500万円 | 395,000 | 395,000 | 377,000 | 373,000 | 377,000 | 361,000 | 361,000 |
※1「共働き」は、ふるさと納税を行う方本人が配偶者(特別)控除の適用を受けていないケースを指します。(配偶者の給与収入が201万円超の場合)
※2「夫婦」は、ふるさと納税を行う方の配偶者に収入がないケースを指します。
※3「高校生」は「16歳から18歳の扶養親族」を、「大学生」は「19歳から22歳の特定扶養親族」を指します。
※4中学生以下の子供は(控除額に影響がないため)、計算に入れる必要はありません。
例えば、「夫婦子1人(小学生)」は、「夫婦」と同額になります。また、「夫婦子2人(高校生と中学生)」は、「夫婦子1人(高校生)」と同額になります。
年収400万円の場合でも、年間3万円前後の控除が受けられ、その分お返礼品が2000円の自己負担のみでもらえるので、日用品や食料品を買えば十分節約になります。
年収800万円以上だと、年間約10万円以上の控除が受けられるので、返礼品だけで、年間かかる日用品や食費を大幅に節約することができます。
逆に、無職や専業主婦、住民税非課税世帯(単身の会社員で年収105万以下、会社員・専業主婦・子ども1人の3人世帯で年収205万円以下)の人など、税金を払っていないか、ほとんど払っていない場合は、そもそも控除される税金がないため、ふるさと納税を利用すると損をしてしまうので注意しましょう。
また、早見表では、その他の控除が考慮されていないので、医療費控除などの、その他の控除を使っている場合、この表の各金額から控除額が減らされることになります。
したがって、実際の控除上限額を知るには、専門サイトで具体的な情報を入力してシミュレーションすることをお勧めします。
たとえば、楽天市場の「詳細版シミュレーター(2023年分)」などが具体的な控除上限を知ることができます。
まとめ
ふるさと納税は、地方自治体に寄付することで返礼品を受け取り、寄付額から2,000円の自己負担を差し引いた金額が税控除される制度です。
この仕組みを利用することで、実際の支出を減らし節約に繋がります。
ふるさと納税による節約のポイントは、還元率の高い商品を選ぶことと、日用品や食料品のような実用的な返礼品を選ぶことです。
還元率は寄付額に対する返礼品の市場価格の比率を表し、高い還元率の商品を選ぶことで、寄付した額に見合った価値のある返礼品を得ることができます。
たとえば、10,000円の寄付で市場価格が7,000円相当の返礼品を受け取る場合、還元率は70%になり、寄付金額に対して相応の価値を実現できます。
また、節約をさらに進めるためには、日常で必要な日用品や食料品のような実用的な返礼品を選ぶことが重要です。
普段から必要とする米、肉、トイレットペーパーなどを返礼品として選べば、通常の生活費を削減し、家計の節約に直結します。
このように、還元率の高い商品と実用的な返礼品の選択により、ふるさと納税は効果的な節約手段となります。
ただし、年収や家族構成により控除上限が異なるため、具体的な控除額の上限(ふるさと納税の返礼品を買える金額の上限)は専門サイトでシミュレーションしてみましょう。
ふるさと納税って、私の周りでやっている人が多いけど、どのくらい節約になるのか前から気になっていたんです。
ふるさと納税は、とても効果的な節約方法なんだよ。
自分が寄付した金額から2,000円の自己負担を除いた額が、税金から控除されるから、実質2000円負担するだけで返礼品がもらえるオトクな制度なんだよ。
2000円の自己負担で、返礼品がもらえるのは嬉しいですね。
つまり、返礼品に2000円以上の価値があればお得になるってことですね。
そうなんだ。
ふるさと納税でよりお得にするには、より還元率の高い商品を選ぶのがポイントだよ。
あと、もらえる返礼品は、年収(所得)・家族構成などによって各人上限が違うから、専門サイトでシミュレーションしてみるといいよ。
年収や家族構成によって、もらえる返礼品が違うんですね。
私年収が少ないけど、どれくらい節約になるんだろう?
年収が低いと、もらえる返礼品の価値も低くなるけど、例えば、年収300万円でも、単身者なら28,000円の控除が受けられるから、その場合、
還元率50%で14000円分、還元率70%で19600円分の価値の返礼品が、2000円負担でもらえるよ。
私の年収でも、1万円以上得になるんですね!
いままでやってこなかったけど、今年からふるさと納税始めて見たいと思います。
あと、返礼品として日用品や食料品をもらえば、実際の生活費の節約に繋がるけど、
不要なものを買うと節約にならないので注意しよう。
日用品や食料品を買うのが、ふるさと納税返礼品による賢い節約法だよ。
そうなんですね。
いろんな返礼品があって目移りするけど、節約のために日用品や食料品を中心に選んでみます。
虎の子さん、アドバイスありがとうございました。
その20.日用品(洗剤、テッシュなど)はネットセールでまとめ買いする
洗剤、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの日用品は、私たちの日常生活に欠かせないアイテムです。
これらの日用品は一つ一つは数百円でも、消耗品で常に補充する必要があるので、年間の費用は馬鹿になりません。
例えば、月数千円の日用品の出費でも年間では数万円の出費となり、しかも、日用品の出費は私達が生きている限り発生し続けるので、何十年単位で考えると100万円以上の費用が発生します。
このような長期的な視点からみると、日用品を毎回少しでも安く買うことができれば、人生トータルで大きな節約となり、その分のお金を貯蓄に回すことができます。
それでは、具体的に、日用品を通常より安く購入する4つの方法を紹介します。
日用品を安く買う方法
- アマゾンプライムデーセールでまとめ買いする
- アマゾン定期便を利用する
- 楽天お買い物マラソンを利用する
1.アマゾンプライムデーセールでまとめ買いする
アマゾンが定期的に開催する「プライムデーセール」は、プライム会員向けに多くの商品が大幅に割引される期間です。このセールを利用して日用品をまとめて購入することで、1個あたりの単価を大きく抑えることができます。
また、まとめて購入することで、店舗やネットショップで日用品がなくなる度に購入する手間も省けるので、時間と手間の大幅な節約にもなります。
例えば、洗剤(食洗機、台所、風呂など)、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、お米、パスタの麺などは日持ちがするので、半年分まとめて購入すると、その分の出費は一度にかかりますが、その後の半年間はこれらの商品を購入する手間がなくなります。
プライムデーセールは2日間しかないので、セールが始まる前に購入リストを作っておきましょう。
そうすると買い漏らしなく購入する事ができます。
また、セールで購入したものリストを作っておき、商品名、購入数、購入価格、購入単価などを記録しおくと、次回のセールのときに参考になります。
- セール前に購入リストを作っておく
- 次回セール時の参考用に、セールで購入したものリスト(品名、購入数、購入価格、購入単価などを記録)を作っておく
↓アマゾンプライムデーで人気の日用品10選
2.アマゾン定期便を利用する
「アマゾン定期便」は、定期的に必要な商品を自動で届けてもらえるサービスです。このサービスを利用すると、商品が5%〜15%割引されるため、日用品を通常価格より安く購入することができます。
3.楽天お買い物マラソンを利用する
楽天市場で定期的に開催される「お買い物マラソン」は、特定の店舗や商品がポイントアップされるキャンペーンです。このキャンペーンを利用して日用品を購入することで、実質的な割引を受けることができます。
年間の節約額
年間に日用品をいくら節約すると年間どれくらいのお金を貯めることができるのかを、家族構成別に計算してみました。
家族構成 | 年間の出費額 (月額) | 5%の節約額 | 10%の節約額 | 20%の節約額 |
---|---|---|---|---|
1人暮らし | 60,000円 (5,000円) | 3,000円 | 6,000円 | 12,000円 |
2人暮らし | 96,000円 (8,000円) | 4,800円 | 9,600円 | 19,200円 |
3人暮らし | 120,000円 (10,000円) | 6,000円 | 12,000円 | 24,000円 |
4人暮らし | 144,000円 (12,000円) | 7,200円 | 14,400円 | 28,800円 |
まとめ
節約額自体は、一見すると他の節約術に比べて大きい額ではありませんが、日用品の費用は一生涯かかり続けることを考えると、早いうちから節約に取り組むことで、人生トータルで大きな節約効果があります。
そして、アマゾンプライムセールなどを利用して日用品を安くまとめ買いをすれば、日用品の在庫が切れる度に、実店舗に行ったり都度ネットで注文したりする手間も省けるため、日常の時間も有効に使うことができるので、お仕事や家事で忙しい人にとっては、お金と時間を節約できる一石二鳥の節約法といえるでしょう。
日用品って、気付いたらいつの間にかなくなっているんですよ。
紙類とか使用頻度が高いものは特に。毎回買い足すのは結構手間だし、月当たりの出費も少なくないんですよね。
そんな時は、ネットのセールでまとめ買いするのがおすすめだよ。セールで買えば、1個あたりの価格をかなり抑えられるし、無くなるたびに買い足す手間も大幅に削減できるんだ。
でも、一度に大量に買うと、一時的に大きなお金が出ていくのがちょっと怖いですよね。
確かに一度に大きな出費はかかるけど、その後の数ヶ月間は日用品を購入する必要がなくなるから、結局のところ長期的に見れば節約になるんだ。
それに、商品がなくなるたびに買い足す手間も省けるから、時間の節約にもなるよ。
例えば、通常価格から20%オフで購入できたとすると、一人暮らしなら、年間で12,000円程度の節約が可能になるんだよ。
なるほど、時間もお金も節約できるんですね。
次回からはセール時にまとめ買いを心掛けて、無駄な時間と無駄な出費を減らしていきたいと思います。
この記事のまとめ
20個紹介した節約術の中で特に節約効果が高いのは、家賃の安い家に引っ越すことと、車を持たないか軽自動車に買い替えることの2つです。
この2つは家計の支出に占める割合が非常に高いので、より多く削減できれば、年100万円の貯蓄の目標に大きく近づきます。
そして民間保険を解約することもこの2つに次いで大きな節約効果がありますので、まだ民間保険に入っている方は、解約や見直しを考えてみましょう。
また、電力会社を切り替える、スマホは格安SIMに変更、照明はLEDに変更、サブスクを絞る、テレビは持たない、年会費のかかるクレジットカードを解約することは月々の出費を削減するのに役立ちます。
それぞれの節約額は年間数万円程度ですが、全部合わせると結構が金額になります。一つ一つずつ実行していきましょう。
次に、生活スタイルの見直しを行いましょう。
外食は控え自炊する、フードデリバリーを日常的に利用しない、衣服にお金をかけない、リモートワークの仕事をするなどのお金をかけないライフスタイルを実行すれば、お金が貯まりやすい生活になります。
生活スタイルを見直すことは簡単ではないですが、いきなり完璧を目指すのではなく、できるところから取り入れてみましょう。
以上の節約に頑張って取り組んでも、酒・タバコ、ギャンブル、夜のお店、飲み会、スマホ課金ゲームなどの嗜好趣味系に湯水の如くお金を使っていては、年間100万円の貯蓄は遠のきます。
これらの趣味嗜好系の支出を削減して、あなたの貯金箱の穴を塞ぎましょう。
ここまでくれば、年間100万円の節約はほぼ達成できているでしょう。
最後に、アマゾンのセールやふるさと納税を使い、日用品や食料品の費用を節約しましょう。
これらの節約額は低めですが、長年積み重なると大きな金額になるので確実に実行していきましょう。
年間100万円節約を達成するための6ステップ
この2つは金額が大きいので、削減できれば年間100万円の節約に大きく近づきます。
家賃と自動車の次に重要なので、民間保険は早めに解約しましょう。
それぞれの節約額は年間数万円程度ですが、全部合わせると結構が金額になります。一つ一つずつ実行していきましょう。
生活スタイルを見直すことは簡単ではないですが、上記を実行するとお金の貯まりやすい生活になります。いきなり完璧を目指すのではなく、できるところから取り入れましょう。
せっかく、1から4で頑張って節約していても、嗜好趣味系に湯水の如くお金を使っていては、年間100万円の貯蓄は遠のきます。
これらを止めてあなたの貯金箱の穴を塞ぎましょう。
節約額は低めですが、長年積み重なると大きな金額になるので、ネットのセールやふるさと納税を使って、日用品や食料品にかかる費用の削減に取り組みましょう。
以上が、虎の子流「年100万お金の貯まる節約術20選」でした。
私、お給料がそんなに多くないから、本当に年間100万円も節約できるのか心配だったけど、虎の子さんのお話を聞いていたらできるような気がしてきました!
特に、住居費と車の費用の削減が重要なんですね。
そうなんだ。住居費と車の費用は、家計の支出に占める割合が大きいから、これを削減できれば、年間100万円の節約に大きく近づくよ。
私、いままでスーパーの特売で安い商品を見つけて買ったり、光熱費代を節約したりして頑張っていたけど、まずは住居費から見直すことにします。
うん、それはいい判断だね。
ただ、住居費の見直しには、検討や引っ越しに少し時間がかかるから、同時並行で、できるところから節約に取り組むといいよ。
とくに民間保険の解約は、割とすぐできるから早めに取り組むといよ。
私独身なのに、生命保険に入ってるんですけど、虎の子さんのお話を聞いて不要だと思ったので、すぐに解約することにしました。
うん、そうしたほうがいいね。
あとは、電力会社の切り替え、スマホは格安SIMに変更、照明はLEDに変更、サブスクを絞る、テレビは持たない、年会費のかかるクレジットカードを解約も忘れずにね。
はい。私テレビは持っていないので、それ以外を一つづつ実行していきますね。
外食や外出が多い生活スタイルだとお金が貯まりにくいから、外食は控え自炊する、フードデリバリーを日常的に利用しない、衣服にお金をかけない、リモートワークの仕事をするなどの生活習慣に変えると、自然とお金が貯まりやすくなっていくよ。
いきなりライフスタイルを変えるのは難しいと思うので、なるべく自炊をするようにしたり、できるとことから始めたいと思います。
まずは、自分ができるところから節約を始めるのは大事なことだね。
思い立ったが吉日、早速今日からこの中から一つ、すぐにでもできそうな節約を始めてみよう!
はい、今日からできる節約を始めたと思います。
年間100万円お金の貯まる節約のアドバイスありがとうございました。